Recruiting Event

Tax×Accounting

Daijiro Mino

蓑 大二郎

Global Compliance and Reporting (GCR)
Senior Manager

入所の動機

EY税理士法人に入所する前は、EY新日本有限責任監査法人で約7年、上場企業の会計監査を担当していました。会計監査業務では、さまざまな監査クライアントのビジネスや会計処理に触れることができ、会計監査業務を通して新たな知識や経験が身につき、自身の成長を感じられる充実した日々を過ごすことができました。一方で、多くの取引は、会計とともに税務の問題を伴うことがあり、会計と税務が相互に密接に関係していると気付きました。会計監査は、会計だけではなく、あらゆる知識・経験が総合的に求められる業務ですが、その中でも税務の領域は会計の領域に近く、また法令・通達・判例・実務慣行などで構成される税務は非常に奥が深く、高い専門性が必要であることから、しっかりと税務を学び、会計・税務の専門家としての総合力を高めたいと感じるようになりました。ちょうどそのとき、同じEYグループであるEY税理士法人へのモビリティプログラムが始まったことから、EY税理士法人へ転籍することを決めました。

入所後の印象・雰囲気

私の所属する東京GCR部のメンバーは、年間数十社の申告書業務を担当します。クライアントごとにチームメンバーが異なるため、さまざまなメンバーとチームを組みます。また、新しいオフィスに移転してから、固定席ではなくフリーアドレスとなりました。多くのメンバーと交流する機会が増え、上下関係や横のつながりが硬直的にならず、風通しのよい関係を構築できる傾向にあります。
また、EY税理士法人は税理士法人業界ではBIG4と呼ばれる組織規模でありながら、各部署の中では比較的小さな単位でグループを構成し、グループ単位での定期ミーティングやランチ・懇親会を行うことから、相互に率直なコミュニケーションを取りやすいと感じています。またそのような率直なコミュニケーションを通し、日常業務に関する各個人の意見や要望に耳を傾け、それを積極的に取り入れてくれる環境があるため、主体的に業務改善提案などを発信していくモチベーションとなっています。

仕事内容

私の所属する東京GCR部の主な業務は、海外展開をしている日系企業や外資系企業などの法人税申告書の作成やレビュー業務です。これらの申告書業務は主としてジュニアスタッフが作成し、シニアスタッフ、マネージャー、パートナーがチェックを行います。マネージャーに求められる役割は、業務提案、契約締結、チーム編成、進捗管理、成果物のチェックまで広範囲にわたります。
またマネージャーはクライアントからの税務相談を受けることが多く、クライアントのさまざまな課題に対して、自分自身の知見とともに、EYのグローバルネットワークやナレッジをフルに使い、専門性の高いアドバイスをすることが求められます。同時に、クライアントが置かれた状況や税制改正などの税務を取り巻く環境を深く理解し、クライアントが潜在的に抱える課題についてディスカッションし、解決に導く提案をすることも求められます。そのため申告書業務に加え、たとえば、税制改正対応、組織再編、国際税務に関するアドバイザリーやクライアントの税務業務プロセス改善の業務も行うなど、幅広い業務を行っています。

仕事の魅力・やりがいを感じる瞬間

私の仕事の魅力は、専門性の高いさまざまな業務を経験できることです。税務の論点は、会社規模の大小や、日系・外資系の違いによっても大きく異なりますが、GCR部のクライアントは外資系クライアントを中心としつつも、日系の上場企業も多く、またその規模も中規模・大規模と多様であることから、法人税のあらゆる規定の取り扱いを経験することができます。また一般的な法人税・消費税の業務だけではなく、複雑な組織再編、国際税務、移転価格税制などの税務領域の業務依頼がある場合は専門部署のメンバーに協力依頼しつつ、当事者としてその税務論点に触れ、リアルな実務を経験することができるため、とてもやりがいがあります。

今後の目標・キャリアの展望

昨今、AIやロボティクスなどの技術進歩によって税務や会計の業務がいずれ消滅するかもしれない、ということがよく話題となっていますが、税務・会計に関する幅広く総合的・専門的な知識や経験はこれからの時代においても必要とされるものと信じています。クライアントがおかれた環境は各社さまざまであるように、その税務上の課題もさまざまであることから、クライアントをよく理解し、最適な提案ができるよう、積極的にさまざまな業務に挑戦して経験を積み、解決策の引き出しを増やしていきたいと思っています。またEY税理士法人には各分野に卓越した人材がいることから、ネットワークを広げ、いずれ私自身も卓越した人材となれるように成長していきたいと考えています。今後は、AIやロボティクスなどを活用し、業務効率の向上や、これまでにない税務サービスの開発にも関わってゆくことができればと思っています。

当法人に関心をお持ちの方に向けたメッセージ

EY税理士法人は、税務の各分野に多くのスペシャリストを擁し、業界をリードする立場にあります。必要とされる能力の水準は高いですが、その能力を身に着けることが可能な環境が整っています。困っていることがあればグループメンバーが相談に乗ってくれますし、わからないことがあればその分野の優秀な先輩が教えてくれます。積極的かつ素直にコミュニケーションを取り、意欲的に新しい業務に取り組む気持ちを常に持っていれば、自ずと成長することのできる職場です。

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