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Tax Insights for business leaders No.14
テクノロジー: 新たな課題

tax insights

テクノロジーはビジネス界に革新をもたらしています。1958年の集積回路の発明がもたらしたデスクトップ・コンピューティングのコスト低下と普及により、情報処理の方法は果てしなく変化しました。

デジタル時代に対応するために新たなテクノロジーを導入する企業が増えており、それらのテクノロジーが組織や事業における変革の要因となっています。税務部門は、変革に取組む際の自らの役割を理解し、管理する必要があります。企業の財務変革は、各国レベルでの高度な税務知識を持つ人材の喪失、及びプロセスのグローバル化や地域化により発生するスキルや能力の低下から、税務機能に混乱を引き起こします。業務運営においてテクノロジーの発展は、しばしば顧客との関係強化に効果がありますが、その一方で、企業の税金費用及び純利益に意図しない変動を引き起こし、投資収益率に影響を及ぼすことがあります。

こうした全ての変化は、税務機能のリーダーに、これらの新しいテクノロジーを導入し、活用していくための自己改革を促します。主要なステークホルダーとの情報交換を促進すること、事業とそのサプライチェーン及び顧客インターフェースとのさらなる整合化を図ること、並びにテクノロジーを活用して税法の改正に対応することが極めて重要です。新しいテクノロジーを理解及び獲得し、新たな資質、技能及び能力を追加するとともに、テクノロジーへの持続的な投資を確保していく必要があります。

こうした時代は、現在の税務リーダーにとって試練であると同時に刺激的な時代であると言えます

本号の日本語版では、下記について掲載しています。

  • テクノロジーが引き起こす曖昧性
    継続的な革新の時代は全世界規模でのデジタル化をもたらしており、戦略上欠かせない要素として、そしてかつては明らかに異なっていた産業セクターの区別を曖昧にする要因として、その重要性が見直されています。
  • 税務ポリシーへの影響
    デジタル経済に対応すべく、政府は企業への課税方法を見直し始めています。そうした企業への圧力が不確実性を生み出しており、グローバルな業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 税務行政に改変の動き
    将来的に徴税は世界中で電子化、オンライン化、自動化されます。デジタル化は税務当局にとって大きな投資となりますが、正しく行われれば期待通りの成果が得られます。
  • ノイズから意味を抽出する
    ITが生み出す大量のデータから価値を解き明かすことで、銀行から小売業者まで様々な企業が新しい市場機会を掴み、競争優位を維持することに成功しています。
  • 職務発明制度に関する特許法の改正


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