EY税理士法人
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BEPS行動8‐10及び13の国別実施状況
移転価格及び移転価格文書化に 関するBEPS行動の実施状況の調査

tax insights

経済協力開発機構(OECD)の税源浸食と利益移転(BEPS)プロジェクトは、2013年7月の行動計画の 発表からこれまでの2年間、国際税務関係者の間で注目を集めてきました。OECDはこのプロジェクトの 一環として、移転価格適用の指針(BEPS行動8 - 10が該当)及び移転価格文書化(行動13が該当)の指 針である移転価格ガイドライン(OECD移転価格ガイドライン)の改定作業を進めてきました。

ニューヨークを本拠とするEYのグローバルタックスデスクは、BEPSプロジェクトの開始から各国の動向 を把握し、OECD加盟国すべてを含む100近い国・地域で活動する現地EYの移転価格チームと協働で、 本調査を行いました(調査実施国のリストは最後のページに掲載してあります)。 本調査の目的は、OECD行動計画8-10及び13の各国での実施メカニズムを理解することにありま す。EYは各国が国内で既に実施している動きを確認し、OECD移転価格ガイドラインの改定に盛り込ま れる予定の推奨事項を実施するには各国がどのような対策を取るべきかについて考察しました。また、 国別報告書導入等の国内法の改定が、各々の国で実施されるか否か、実施される場合の時期につい て、EYのメンバーファームの予想をまとめました。

この文書は調査の主要結果について要約したものです。

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  • 調査の結果によると、国別報告書のテンプレート、マスターファイル及びローカルファイルを含め、 新しいOECD移転価格文書化を実施するには、ほとんどの国で法制化が必要となります。
    しかしながら、OECD加盟国では5カ国に1カ国、非加盟国では4カ国に1カ国の割合で、税務当局は法制化することなしにこの新しい文書化要件を実施することができるとしています。
  • OECD加盟国の大多数の回答者が国別報告書の導入を予想していますが、非加盟国では大半 の回答者が各々の国でどのような動きが採られるのか予測するのは困難であると回答しています。

自動的情報交換の多国間協定調印国及び守秘義務基準の遵守国

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※本レポートの要約版はPDFでご覧いただけます。


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